【マリオカート8DX】サンダーの仕様や出し方、回避方法を解説

「マリオカート8DXのサンダー解説」のアイキャッチ アイテム系

「サンダーを使われるとうざい」とは思っていても、サンダーの細かい仕様を知らない初心者は多い。

このページでは、サンダーの仕様や出し方、回避方法などを解説する。

サンダーについて知り、マリオカートで勝ちたい人は必見だ。

サンダーの仕様

サンダー

サンダーの基本的な仕様は以下の通り。

  • サンダーを使うと、他プレイヤー全員に雷が落ちる
  • サンダーを受けたプレイヤーは、車体が小さくなりスピードが遅くなる
  • サンダーを受けたプレイヤーは、所持しているアイテムを全て失う
  • サンダーを受けたプレイヤーは、12位から順番に元の大きさに復帰する
  • 小さい状態で、通常の大きさのプレイヤーに踏まれると、潰れてさらにスピードが遅くなる
  • グライダー中にサンダーを受けた場合、落下せずにグライダーが開いたまま進む

ここまでは知っている人も多いだろうが、実はサンダーには他の細かい仕様がある。

  • レース開始から30秒経つまでは出現しない
  • 12人部屋の場合、9~12位で、1位との距離が一定以上離れている場合に低確率で出現する
  • 同時に3つまで出現する
  • 1プレイヤーが同時に2つ以上持つことはない(ただしテレサで盗ってきた場合は例外)
  • 一度使用されると、その後30秒間は出現しない

サンダーを狙う場合もそうでない場合も、これらの仕様を知っておくことでレースを有利に進めることができる。

サンダーの出し方

サンダーは、12人部屋の場合、9~12位で、1位との距離が一定以上離れている場合に2~4%前後で出現するとされている。そもそも低確率なので狙ってサンダーを出すことは難しいが、いくつかコツがある。

なお、ここの内容はマリオカートブログ(外部リンク)のデータを活用させてもらっている。

サンダーテーブルを知る

サンダーが出るようになる1位との距離を知ることで、サンダーを出しやすくなる。

以下はマリオカートスタジアムのスター/サンダーテーブルを示した図だ。

マリオカートスタジアムのアイテムテーブル

例えば、1位が赤枠のサンダーマークを過ぎたあたりで、9位以下のプレイヤーが赤枠のアイテムボックスを取ると、サンダーが出やすい。黄緑や青枠についても同様だ。

1位がサンダーマークを大きく通り過ぎていてもさほど問題ないが、マークの手前だとサンダーは出現しないと思って良い。

サンダーが出やすい距離をコース/アイテムボックスごとに知っておくことで、多少ではあるがサンダーを引きやすくなる。
マリオカートブログ(外部サイト)のサンダーテーブル一覧

重複しない性質を利用する

サンダーを引く確率を上げる

スターやキラーのような、9位以下で出現するアイテムは、同じものを2つ所持できない。例えばスターを持っているときにアイテムボックスを取っても、スターは出現しない。

逆に言えばこのとき、スターの出現率分だけ、他のアイテムが出やすくなっていて、サンダーの出現率が1%ほど上がっている。たった1%ではあるが、もともと2~4%程度しかないため、割合で言えば非常に上昇している。

つまり、スターを持ったままアイテムを取り、その後スターを使って再度アイテムを取れば、サンダーが出る確率を高めることができるというわけだ。

サンダーの使い方

サンダーの使い方

状況によって正解は変わるが、一般的に定番とされるサンダーの使い方を紹介する。

理想は無敵使用者がいないとき

サンダーは自分以外の全プレイヤーを被弾させることができるため、理想としては無敵使用者がいないときに使えると、効果を最大限発揮できる。

ただし現実的には、無敵使用者が1~2人程度いても問題ない。いつまで経ってもサンダーを使えず、結局自分が上位に食い込めなかったり、逆に他プレイヤーにサンダーを使われたりするという状況に陥りがちだからだ。多少の回避者を出しても良いので、早めに使うことを推奨する。

そもそもサンダーは1位を確約するアイテムではないため、「サンダーで1位を獲る」という気持ちを捨てるだけでも使いやすくなるはずだ。

自分のアイテムボックス前

アイテムボックス前でサンダーを使いながらアイテムを取ることで、強力なアイテムを2つ持ちながら順位を上げることができる。

さらに自分のアイテム前ということは、ほとんどのプレイヤーのアイテム後ということであり、サンダーを使った後に他プレイヤーから攻撃されるリスクが低い。

2v2の場合の使い方

ラウンジなどで味方がいる場合、まずは味方の使用キャラクターを把握しておく必要がある。

その上で、自分が9位以下でアイテムを取る前に、味方の順位や無敵使用状況をマップで確認しておくのがベストだ。そうすることで、サンダーを引いた場合でもスムーズに判断できる。

味方が無敵アイテムを使っておらず、所持もしてなさそうな場合は、無敵使用者がいないときや自分や味方のアイテム前でサンダーを使ってしまって良い。

味方が明確に不利になるようなサンダーは避けたいが、ある程度は自分本位の使い方で問題ないのだ。

サンダーの回避方法

落下回避
  • 無敵アイテム(スター、キラー、テレサ)を使っておく
  • コース外に落下する

スター、キラー、テレサといった無敵アイテムの使用中にサンダーが降ると、サンダーを回避できる。

また、タイミング良くコース外に落下することでもサンダー回避が可能だ。落下してジュゲムに釣られている間は無敵状態だからだ。ただしこの方法は通常では現実的ではなく、6v6などの通話連携をしているときに役に立つ回避方法となる。

サンダーを受けてしまった場合にしたいこと

サンダーを受けたらグライダーに乗る
  • アウト側や端に寄る
  • グライダーに乗る

サンダーを受けてしまった場合、アウト側や端に寄ったほうが良いケースがある。サンダー回避をしたプレイヤーや、先に復帰した下位のプレイヤーが最短距離を通ってくるからだ。

もちろんサンダー回避者がいない場合や、近くに他プレイヤーがいない場合はそのまま最短距離を走って良い。

また、グライダーに乗ることで、サンダーの被害を抑えることができる。グライダー中のスピードは一定であり、小さい状態でも通常状態と同じスピードだからだ。

サンダー読み、回避のコツ

サンダー回避

確実に回避できるというわけではないが、回避の確率を上げる方法をいくつか紹介する。

  • 2周目中盤以降に降りやすい
  • 無敵アイテムの使用者がいなくなった後に降りやすい
  • 下位のプレイヤーのアイテム前で降りやすい
  • 自分が12位のとき、11位付近のプレイヤーのアイテム前
  • 1位と12位の距離が近い場合、サンダーは降らない

2周目中盤以降に降りやすい

サンダーはレース開始から30秒間は出現せず、そもそも低確率で出現するという性質上、レース中盤以降で出現することが多い。

実際「2-3スター」といって、2周目の最後のアイテムボックスでスターを使いながらアイテム交換をするという動きは、定番の型の1つだ。

ただし、「せかいのだれとでも」のような競技的ではない環境だと、1位と下位との差が大きくなりすぎてイレギュラーなタイミングで降ることも少なくない。

無敵アイテムの使用者がいなくなった後に降りやすい

サンダー所持者の心理として、他プレイヤーに回避をさせたくないと思っている。つまり、無敵使用者が大量にいるときはサンダーを使わないケースが多い。

逆に言えば、無敵使用者がいなくなったときに降る可能性が高いということだ。

下位のプレイヤーのアイテム前で降りやすい

サンダーを所持したときに、すぐに使うプレイヤーは少ない。マップを見て、無敵使用者がいないかどうかを確認するからだ。特にラウンジの2v2のような味方がいる環境だと、サンダーを即使うようなことはしない。

一方で、サンダー所持者の心理として、次のアイテムボックスまでには使いたいと思っている。サンダーを所持し続けていても自分が上位に上がれないし、他プレイヤーが先にサンダーを使う可能性もあるからだ。

つまり、下位のプレイヤーのアイテム前でサンダーが降るケースが多い。

自分が12位のとき、11位付近のプレイヤーのアイテム前

自分が12位のときにサンダーを受けて絶望しないための対策として、早めに無敵を使っておくことが挙げられる。

例えば11位の敵がサンダーを隠し持っていた場合、11位のアイテム前で降るケースが多い。つまり自分が12位のときに自分のアイテム前で無敵を使おうとすると、先にサンダーが降ってしまう。

12位でサンダーを受けてしまうと勝機が薄くなるため、早めに無敵アイテムを使っておくことが大事になる。

1位と12位の距離が近い場合、サンダーは降らない

1位との距離が一定以上離れていないとサンダーは出現しないため、1位から12位の距離が詰まっている場合、サンダーは降らないと思って良い。

もちろん、マップから目を離している隙に、12位が距離を詰めた可能性も0ではないが、かなり低いと言える。

つまり1位と12位の距離が近い場面では、サンダー回避目的で無敵アイテムを使う必要はなく、自分が危なくなったときなどのために保持しておいて良い。

サンダーに頼るプレイングはすべきではない

サンダーは自分が使ったり回避したりする分には強力なアイテムではあるが、サンダーを前提にしたプレイングはすべきではない。

例えば、サンダー回避を狙いすぎて妙なところで無敵アイテムを使うというプレイングはしない方が良い。マップを見て確実にサンダーが出ているという確信があるなら良いが、ほとんどの人はそこまでの技術を持っていない。

無敵アイテムは基本的に自分がキツイところで使うべきだ。例えばダブルアイテム後で、次のアイテムまで遠かったりシングルボックスしかなかったりする場合、その間にサンダーが降ると非常に不利になる。弱い状態で長期間走る必要があるからだ。

なお、この話は個人戦や2v2などを想定していて、6v6などの、サンダーの価値が非常に高かったり、味方との連携が必要になったりする形式の場合は話が変わってくることに注意。

サンダーを知ることで、勝率を高めよう

このページでは、マリオカート8DXにおけるサンダーを解説した。

要点をまとめると以下の通り。

  • サンダーの仕様を知ることで、サンダーを出しやすくなる
  • サンダーテーブルを知り、アイテムボックスの取り方を工夫すれば、サンダーを出しやすくなる
  • サンダーを所持した際、1~2人であれば他プレイヤーを回避させても問題ない
  • サンダーの仕様やプレイヤーの心理を考えれば、サンダーを回避できる可能性が上がる

サンダーの細かい仕様を知ることで、引きやすくなったり回避しやすくなったりする。ただし、サンダーを前提にしたプレイングには注意すべきだ。

サンダーを知り、うまく活用することで、勝率を高めることができる。

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