【マリオカート8DX】アイテムスイッチの仕様を解説

「マリオカート8DXのアイテムスイッチ解説」のアイキャッチ マリオカート8DX

マリオカート8DXには「アイテムスイッチ」という、出現するアイテムを設定できる機能がある。

面白い機能だが、ゲーム内で説明されていない仕様がたくさんあるため、このページで解説する。

アイテムスイッチで遊びたいと思っている人は必見だ。

アイテムスイッチとは

アイテムスイッチとは、レース中に出現するアイテムを自分で設定できる機能だ。オフラインの「VSレース」モードと、オンラインのフレンド部屋で使用できる。

アイテムスイッチを用いて出現するアイテムを絞ることで、通常とは違うレースを楽しむことができる。

通常と変わらないアイテムスイッチの仕様

通常のノーマルアイテムと変わらないアイテムスイッチの仕様を解説する。

  • アイテムの出現傾向は通常と同じ
  • アイテム使用後の30秒間のクールタイムは通常と同じ
  • 同時に持てないアイテムは通常と同じ

ただしこれらの仕様には例外がある。

なお、通常のノーマルアイテムの仕様に関しては別のページで解説している。アイテムに関する仕様を知らない人は読んでおきたい。
マリオカート8DXのアイテムや出現率、出現のルールを解説

アイテムの出現傾向は通常と同じ

例えば1位の場合、通常であれば以下のアイテムが出現する。

バナナミドリこうらボム兵スーパークラクションコイン

アイテムスイッチでバナナが出現しないようにした場合、バナナ以外の3つのアイテムが出るようになる。逆に言えば、この3つのアイテム以外は出現しない。

アイテム使用後の30秒間のクールタイムは通常と同じ

トゲゾーこうらゲッソーサンダーミラクル8

上記の4アイテムは、一度使用されると30秒間は出現しない。アイテムスイッチでも同様に30秒間は出現しない。

同時に持てないアイテムは通常と同じ

バナナミドリこうらアカこうらボム兵ダッシュキノコ

上記の5アイテム以外は、1プレイヤーが同時に2つ持つことはない。

トリプルバナナトリプルミドリこうらトリプルアカこうらミラクル8

上記の4アイテムを同時に持つことはない。例えばトリプルバナナとトリプルミドリこうらを同時に持つことはない。

また、以下のアイテムも同様だ。

ゲッソーミラクル8

通常と異なるアイテムスイッチの仕様

通常のノーマルアイテムと異なるアイテムスイッチの仕様を解説する。知らないと戸惑うものもあるため、アイテムスイッチで遊びたい人は必見だ。

これらの仕様は、アイテムスイッチで全アイテムが出現するようにした場合にも適用される。

  • 同時出現数の上限
  • レース開始後20秒/30秒に出現しないアイテム
  • 該当の距離・順位で出現するアイテムが存在しない場合の仕様
  • ペナルティがなくなる
  • テレサの仕様が変わる
  • トゲゾーこうらの仕様が変わる
  • ミラクル8の仕様が変わる
  • コースのギミックが変わる

同時出現数の上限

トゲゾーこうらキラーゲッソーサンダーファイアフラワーブーメランフラワーパックンフラワーミラクル8テレサ

通常だと、上記の9アイテムは1つまたは3つまでしか同時に出現しない。

一方でアイテムスイッチでは上限がなく、いくらでも同時に出現することがある。

レース開始後20秒/30秒に出現しないアイテム

トリプルアカこうらトゲゾーこうらボム兵パワフルダッシュキノコキラーゲッソーサンダーファイアフラワーブーメランフラワーパックンフラワースーパークラクションミラクル8

上記の12アイテムは、通常だとレース開始から20秒または30秒経つまで出現しない。

一方でアイテムスイッチでは、秒数の制約がなくなり、序盤から出現するようになる。

該当の距離・順位で出現するアイテムが存在しない場合の仕様

該当の距離・順位で出現するアイテムが存在しない場合、アイテムがランダムで出現するようになる

例えば1位の場合、通常であれば以下のアイテムが出現する。

バナナミドリこうらボム兵スーパークラクションコイン

しかしアイテムスイッチによって、これらの5アイテムを出現しないようにした場合、1位ではこれら以外のアイテムがランダムで出現するようになる。つまり1位でもスターやキラーのような強力なアイテムを引く可能性があるというわけだ。

ペナルティがなくなる

通常だと、同じアイテムボックスを連続で3回以上取ったり、アイテムボックスの前で過度に停止したりすると、ペナルティとしてバナナなどの弱いアイテムしか出なくなる。

一方でアイテムスイッチではこのペナルティは存在せず、同じアイテムボックスを何度取っても順位や距離に応じたアイテムが出るようになっている。

テレサの仕様が変わる

通常だと、テレサを使うと自分より上の順位にいるプレイヤーのアイテムをランダムで盗ってきて、盗れるアイテムがない場合はダッシュキノコを持ってくる。

一方でアイテムスイッチでは、上の順位にいるプレイヤーのアイテムを盗ってくるのは同様だが、盗れるアイテムがない場合に下の順位のプレイヤーからランダムでアイテムを盗るようになる

トゲゾーこうらの仕様が変わる

通常だと、トゲゾーこうらはマップ上に表示される。

一方でアイテムスイッチでは、トゲゾーこうらがマップ上に表示されなくなる

ミラクル8の仕様が変わる

バナナミドリこうらアカこうらボム兵ダッシュキノコゲッソースーパースターコイン

通常だと上記のアイテムが1つずつ展開される。

一方でアイテムスイッチでは、出現するように設定したアイテムのみが展開される。ただし展開するアイテムの個数は、設定に関わらず8つとなる。例えばスターのみが出現する設定の場合、8つともスターとなる。

コースのギミックが変わる

通常だと、木箱などを壊した際にバナナやダッシュキノコなどが出てくることがある。

一方でアイテムスイッチでは、出現するように設定したアイテムに関わらず、木箱などからアイテムが出現しなくなる。

任天堂おすすめのアイテムスイッチ

アイテムスイッチで出現するアイテムを決める画面で「おすすめ」を選べば、任天堂が用意している組み合わせを使用できる。

個人戦とチーム戦とで、組み合わせに違いがある。

個人戦のおすすめアイテムスイッチ

バナナトリプルバナナミドリこうらトリプルミドリこうらアカこうらトリプルアカこうらトゲゾーこうらダッシュキノコトリプルダッシュキノコパワフルダッシュキノコサンダースーパースターテレサ

バナナミドリこうらアカこうらダッシュキノコサンダースーパースターコインテレサ

ミドリこうらアカこうらトゲゾーこうらダッシュキノコキラーゲッソースーパースターファイアフラワーパックンフラワーコイン

トリプルバナナトリプルミドリこうらトリプルアカこうらトリプルダッシュキノコミラクル8

バナナトリプルバナナパワフルダッシュキノコサンダースーパースターコイン

アカこうらトリプルアカこうらダッシュキノコトリプルダッシュキノコパックンフラワースーパークラクション

トゲゾーこうらボム兵スーパークラクション

トリプルバナナボム兵ゲッソー

キラースーパースターテレサ

ファイアフラワーブーメランフラワーパックンフラワー

チーム戦のおすすめアイテムスイッチ

個人戦と同じ組み合わせは省いている。

赤チームと青チームで異なる組み合わせになるパターンと、同じ組み合わせになるパターンとがある。

アカこうらトリプルアカこうらトゲゾーこうらvs トリプルダッシュキノコパワフルダッシュキノコキラースーパースタースーパークラクション

テレサ以外 vs テレサ

バナナトリプルバナナダッシュキノコ vs ミドリこうらトリプルミドリこうらダッシュキノコ

ファイアフラワー vs ブーメランフラワー

トゲゾーこうら vs ダッシュキノコトリプルダッシュキノコパワフルダッシュキノコスーパークラクション

トゲゾーこうらトリプルダッシュキノコパワフルダッシュキノコキラースーパースターテレサ

アイテムスイッチの活用法

アイテムスイッチはただ単にいつもと違うマリオカートを楽しめるだけでなく、実戦で役に立つ知識や技術を習得する際に役に立つことがある。

赤消しの練習を効率的にできる

「アカこうらのみ」にすることで、赤消しの練習を効率的に行える。

赤消しとはアイテムを消費せずにアカこうらを消す技術のことで、うまくなりたいなら必須級の技術だ。

初心者はアカこうらを消すという発想すらないと思うので、アイテムスイッチを利用して練習しておきたい。
【マリオカート】赤消しのやり方・コツを解説【アカこうらを避ける方法】

時限式のアイテムの使い所を知ることができる

金キノ(パワフルダッシュキノコ)などの時限式のアイテムは使い勝手が悪い。次のアイテム交換までに使い切れるかどうかがわからないからだ。

そこでアイテムスイッチを使い、どこから使用すればアイテム前までに使い切れるのかを知っておけば、実戦で大いに役に立つ。

例えばエキサイトバイクでは、1つめのアイテムを少し過ぎたところで金キノを使い始めれば、ショートカットしつつアイテム交換ができる。

走る頻度が高く、ショートカットがあるようなコースに関しては、特に知っておく価値が高いと言える。

アイテムスイッチでいつもと違うマリオカートを楽しもう

アイテムスイッチを利用することで、いつともは違うマリオカートを楽しむことができる。

アイテムスイッチはオフラインのVSレースか、オンラインのフレンド部屋でしか使えないというデメリットはあるが、チームでの内戦など、身内で楽しむときに役に立つ。

競技的で張り詰めたマリオカートに疲れた人に特におすすめだ。

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