- ミニターボの早溜めって聞いたことがあるけど、そんなテクニックがあるの?
- 早溜めのやり方自体は知ってるけど、うまくできてる気がしない
こう思っている初心者マリオカートプレイヤーは多い。
早溜めはゲーム内で解説されていないし、操作中に手元を見て早溜めを確認するのも難しい。
そこでこの記事では、早溜めの基本的なやり方から、コツや練習方法までを完全解説する。
この記事を読んで練習すれば、早溜めをできるようになり、タイムアタックや実際のレースで早く走れるようになる。
- 早溜めとは、ドリフト中に左スティックをイン側30~45度に倒すこと
- バトルモードの「あつめてコイン」を活用すれば、効率的に早溜め練習ができる
- 早溜めができない人はスティックを「左上」と「右下」に倒すとうまくいくかも
- 早溜めは全コースのほとんどのコーナーで使う重要テクニック
- 早溜めを習得することであらゆるコースを早く走れる
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早溜めとは:ミニターボを早く溜めるテクニック

早溜めとは、ドリフト中に左スティックを斜め30~45度に倒すことで、ミニターボを早く溜めるテクニックのことだ。
多くの初心者は左スティックを真横に倒してしまうが、真横ではなく斜めに倒すことで早溜めとなる。
早溜めをすることでミニターボが早く溜まるため、スーパーミニターボ(SMT)やウルトラミニターボ(UMT)も溜めやすくなる。
しかも早溜めは全コースで使えるテクニックなので、特定のコースでしか使えないテクニックと違って重要度が非常に高い。
全コースを早く走りたいなら、早溜めの習得が必須だ。
早溜めのやり方・スティックの角度:30~45度
ドリフト中、スティックをイン側に倒す際、斜め30~45度付近に倒すことで早溜めとなる。
上の動画のように左コーナーの場合、スティックを左上(左下)30~45度に倒しながらドリフトすることで早溜めとなる。
右コーナーの場合は、スティックを右上(右下)30~45度に倒せば良い。
注意点は、45度以上に倒すとミニターボが溜まらなくなる。30度以上45度未満に倒すことが重要だ。
なぜ30~45度で早溜めになるのか
マリオカート8DXでは、ドリフト中、イン側にスティックを倒すことでミニターボを早く溜めることができる。
例えば左コーナーの場合、ドリフト中にスティックを左に倒せば、その間ミニターボが溜まりやすくなっている。
30~45度で早溜めとなる理由は、スティックを斜めに倒すことで、コーナーを緩やかに曲がれるようになるからだ。
よりわかりやすく言い換えると、イン側の壁にぶつかることなくスティックをイン側に倒しっぱなしにできるため、ミニターボが早く溜まる。
ちなみに45度以上は上入力とみなされてしまうため、緩やかに曲がれるがミニターボが溜まらない。
30~45度というように角度に幅があるのは、コーナーによって最適な角度が変わるからだ。緩やかなカーブでは45度ギリギリを目指し、少し急なカーブでは30度を目指す。
なおマリオカート8DXでは、ほぼすべてのコーナーで早溜めを使用するのが理想だ。一部の急すぎるカーブでのみ、真横入力をする。
早溜めの練習方法
バトルモードの「あつめてコイン」を活用すれば、早溜めを効率的に練習できる。
あつめてコインでは、アイテムが出現しない設定にすることで、邪魔されることなく早溜め練習だけに集中できるからだ。
スティックの角度を変えながらドリフトをして、45度以上と未満との境界を体に馴染ませよう。
注意点としては、右ドリフトと左ドリフトの両方で練習をする必要がある。左上(左下)と右上(右下)では感覚が違うからだ。
- バトルモードを選択
- 「あつめてコイン」を選択
- アイテムは「アイテムなし」を選択
- ステージは「ドラゴンドージョー」を選択
- 広場で早溜めの練習をする
ウルトラミニターボ(UMT)まで溜まったら解放し、再度ドリフトを開始する
早溜めができない人向けにコツを紹介
早溜めが全くできない人向けのコツと、特定のコーナーでミニターボ溜めが間に合わない人向けのコツに分けて紹介する。
早溜めが全くできない人向けのコツ
早溜めはスティックを30~45度に倒すだけなので、魔法のようなコツは存在しない。
しかし強いて言うなら、左コーナーのときは左上、右コーナーのときは右下にスティックを倒すことで、早溜めがやりやすくなる。(かもしれない)
コントローラーを握って左指を動かしたとき、左上と右下であれば指の自然な動きで動かせるからだ。もちろん人によってはやりにくいと感じるだろう。
ただ、左上と左下、右上と右下の組み合わせを変えて試してみるのは1つのコツと言える。
特定のコーナーでミニターボが溜まらない人向けのコツ
「普段は早溜めで困ることはないけど、特定のコーナーでミニターボが溜まらずに最速走法の真似ができない」という人は、早溜めの精度が悪い。
45度ギリギリの早溜めが必要なコーナーで、30度の早溜めしかできていないという状態だ。
このような人は、普段より角度を大きくすることを心がけよう。
そもそものコーナーへの侵入の仕方が間違っていて、早溜め精度の問題ではないというパターンもあるため注意が必要だ。
実際のコースでの早溜め使用例
マリオカート8DXでは、全コースのほぼすべてのコーナーで早溜めを使うことが理想となっている。
ここでは例として、早溜めができているかを確認しやすいように、序盤にコーナーがある2コースを挙げておく。
なお、そらまめを使っている場合は早溜めなしでも簡単にミニターボを溜めることができ、ターボ値にかまけて早溜め練習を疎かにしてしまいがちだ。
しかし早溜めはキャラコンにも関わってくるため、できればくまライドで早溜め練習をしておくことをおすすめする。
›【徹底比較】くまライドとそらまめ、どちらを使うべきか【マリオカート8DX】
例1:チクタクロック(左コーナー)
真横入力の場合、スーパーミニターボ(SMT)まで溜まるのが遅く、車体が左の方に行ってしまっているのがわかる。この後は右に行かなければならないため、左に寄るほどロスが大きくなる。
例2:ツルツルツイスター(右コーナー)
真横入力の場合、明らかにウルトラミニターボ(UMT)まで溜まるのが遅く、インに寄り過ぎて壁にぶつかってしまっている。
早溜めと着ドリを併用するとさらにミニターボを溜めやすい
着ドリ(着地ドリフト)とは、ドリフトを始める際、ミニジャンプの着地寸前に左スティックを入力する技術のことだ。
着ドリをすることで、ミニターボを溜めやすくなる。
コーナーに対して車体の角度が付いた状態からドリフトを開始できるため、スティックをイン側に倒す時間を稼げるのだ。
この着ドリと早溜めを併用することで、ミニターボをより溜めやすくなる。
なぜ早溜めをする必要があるのか
早溜めが必要な理由は早く走るためだが、もう少し詳しく解説する。
- 1段階上のミニターボを溜めることができるから
- スティックを動かすことによる減速を抑えられるから
理由1:1段階上のミニターボを溜めることができるから

早溜めによってミニターボが早く溜まるため、1段階上のミニターボを出せることがある。
真横入力だとスーパーミニターボしか溜まらないコーナーで、早溜めによってウルトラミニターボを出すことができれば、ターボ1段階分だけ早く走れることになる。
マリオカートガチ勢が使う最速走法は、早溜めをフル活用している。早溜めをしない場合、最速走法を完璧に真似するのは不可能だ。仮に形だけ真似したとしても、走行ラインが崩れて逆に遅くなっている。
最速走法を真似するという意味でも、早溜めは必須のテクニックだ。
理由2:スティックを動かすことによる減速を抑えられるから
マリオカートでは、左スティックを動かしている間、車体が減速する仕様がある。早溜めをすることでスティック動作が最小限になるため、減速も最小限に抑えられる。
左スティックを真横に倒すことで、「イン側の壁にぶつからないようにアウト側に倒す→アウト側に行かないようにイン側に倒す」という動作を繰り返してしまい、スティック操作が増える。
一方で早溜めを使えば車体が曲がりすぎないため、スティックを動かさなくてもコーナーに沿って走行できる。つまりスティック操作による減速を抑えることができる。
1コーナーでつく差は微々たるものだが、3周の全コーナーとなると差は大きくなる。1秒の差で順位が大きく変わることもあるので、無駄な減速は避けたい。
早溜めに関するよくある勘違い
早溜めは、ミニターボが溜まる速度自体を早めるテクニックではない。
例えば、スティックをイン側真横に倒すと2秒でウルトラミニターボが溜まるとする。早溜め角度で倒しても、同じく2秒でウルトラミニターボが溜まる。
重要なのは、実際のコースで2秒も真横に倒せるコーナーがないということだ。早溜め角度であればイン側に倒し続けることができるため、結果としてミニターボが早く溜まるというわけだ。
まとめ:早溜めのやり方やコツを習得して早く走れるようになろう
この記事では、マリオカート8DXにおける早溜めの角度やコツ、練習方法などを解説した。
- 早溜めとは、ドリフト中に左スティックをイン側30~45度に倒すこと
- バトルモードの「あつめてコイン」を活用すれば、効率的に早溜め練習ができる
- 早溜めができない人はスティックを「左上」と「右下」に倒すとうまくいくかも
- 早溜めは全コースのほとんどのコーナーで使う重要テクニック
- 早溜めを習得することであらゆるコースを早く走れる
早溜めを習得したばかりの頃は、実際のレースで早溜めにだけ意識が行き、レース内容に集中できない。
しかし慣れてくるうちに、早溜めに割く脳のリソースが減っていき、レース内容にも集中できるようになる。
早溜め練習をある程度した後は、野良などの実戦で早溜めを使っていこう。
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