「実況者や配信者の動画でバグボックスってよく聞くけど、何なの?」という初心者は多い。
そこでこのページでは、マリオカート8DXにおけるバグボックスの原理や場所を解説する。
バグボックスについて理解を深めたい人は必見だ。
バグボックスとは、強いアイテムが出やすいアイテムボックスのこと
バグボックスとは、2位以下で強いアイテムが出やすいアイテムボックスのことで、「バグボ」と略されることが多い。
マリオカート8DXでは、1位との距離が、各アイテムの出現確率を決める要素の1つとなっている。例えば2位だとしても1位との距離が非常に大きければスターなどの強力がアイテムが出ることがあるし、12位だとしても1位との距離が非常に近ければダッシュキノコしか出ない。
一方で、1位との距離がさほど離れていないのにも関わらず、強いアイテムが出やすいアイテムボックスがバグボックスだ。「出やすい」だけなので、弱いアイテムが出ることもある。
なお、「バグ」と名付けられているが、不具合ではなく仕様だと思われる。
バグボックスの原理
バグボックスは、1位がアイテムボックスを取った直後に、何らかの要因で2位以下との距離が開いていると見なされることによって発生する。
例えば、バグボックスとして非常に有名なビッグブルーでは、2位以下がアイテムボックスを取るとき、直後の大砲グライダーによって1位は遥か彼方にいることが多い。一時的に1位との距離が離れるため、2位以下で強いアイテムが出やすくなるのだ。
バグボックスの分類
バグボックスになりやすい特徴のようなものを紹介する。
- 大砲グライダーによるバグボックス
- ルート分岐によるバグボックス
- NISCによるバグボックス
- 大きなコーナーによるバグボックス
いずれもアイテムボックスの後に、1位と2位以下との距離が一時的に離れやすくなっている。
大砲グライダーによるバグボックス
先に少し触れたように、大砲グライダーは速度が非常に速く、1位と2位以下との距離が一時的に大きく開きやすい。
そのため大砲グライダーの直前にあるアイテムボックスは、強力なバグボックスになりやすい。
ルート分岐によるバグボックス
ルート分岐の直前にあるアイテムボックスはバグボックスになりやすい。
分岐している全ルートの距離が加算されるからか、長いルートのほうが距離として見なされるからか、それぞれのルートの距離が平均されるからか、様々な説があるが、とにかく1位との距離が見た目以上に離れていると見なされるからだ。
大きなコーナーによるバグボックス
大きなコーナーの直前にあるアイテムボックスはバグボックスになりやすい。
どうやらコース真ん中のラインが1位との距離だと見なされるらしいからだ。コーナーでは、プレイヤーはイン側を通るが距離判定は真ん中なので、実際の距離より長い距離が開いていると見なされる。
また、大きなコーナー終わりではUMT(ウルトラミニターボ)を解放して加速するため、1位との距離が一時的に開くことも強いアイテムが出やすい要因の1つだ。
さらに、コーナーのさらにイン側にはキノコショートカットができるダートがあることが多く、アイテムを取った後に1位との距離を縮めやすいという点でも、ある意味でバグボと言える。
NISCによるバグボックス
強力なNISC(ノーアイテムショートカット)の直前にあるアイテムボックスはバグボックスになりやすい。1位がNISCをすることで、2位以下との距離が開いていると見なされるからだ。
バグボックスの一例
バグボックスの注意点
バグボックスは、1位との距離が開いていると見なされたときに強いアイテムボックスであり、そのアイテムボックスを取りさえすれば強いアイテムが出るわけではない。
例えばビッグブルーで1位と2位がほぼ同時にアイテムボックスを取った場合、1位と2位との距離が開いていると見なされないため、バグボックスにならない。
他の例を挙げると、スイーツキャニオンで1位が大砲グライダーに入る前にアイテムボックスを取ってもバグボックスになっていない。
バグボックスの原理を理解しておかないと、当該のアイテムボックスがいつでもバグボックスだと勘違いしてしまう。
バグボックスで勝率を高めよう
このページでは、マリオカート8DXにおけるバグボックスを解説した。
要点をまとめると以下の通り。
- バグボックスとは、通常より強いアイテムが出やすいアイテムボックスのこと
- 1位がアイテムボックスを取った後に、何らかの要因で2位以下との距離が大きく開いていると見なされるとバグボックスになる
バグボックスの最大の強みは、1位に比較的近い位置で強力なアイテムを持てる可能性があることだ。
バグボックスを理解して、レースを有利に進めてほしい。