マリオカートでは、序盤から上位を走り、そのまま上位でゴールするのは定番の勝ち方の1つだ。
そこでこのページでは、序盤から上位を走る「前張り」とは何なのか、やり方やコツなどを紹介する。
前張りは打開と比べて上位を安定させやすいプレイングであり、前張りが上手いと野良やラウンジで上位を獲りやすくなる。
「前張りをしようとしてもできずに打開になってしまう」というような人は必見だ。
- 前張りとは、レース序盤から上位を走るプレイング
- 前張りで勝つためには、コインやタイムアタックの他に、他の前張りプレイヤーを倒しておく
- 前コースとは、前張りしたプレイヤーが勝ちやすいコース
- 前コースの中にも種類があるため、各コースに適したプレイングが必要
戦術・テクニックを知る | |||
---|---|---|---|
![]() テクニック全般 | ![]() 早溜め | ![]() ショートカット(旧) | ![]() ショートカット(DLC) |
![]() 被弾避け | ![]() 赤消し | ![]() 前張り | ![]() 打開 |
前張りとは:序盤から上位を走るプレイングのこと
前張りとは「前(上位)を張る」ことであり、レース序盤から1位か上位を走り、そのまま上位でのゴールを目指すプレイングのことを指す。
ここで言う上位とは「いつでも1位に出られるような距離」という意味合いだ。例えば4位だが、1位との距離が大きく開いている場合は前張りとは言わないことが多い。
ショートカット1つや敵の被弾1つで1位に出られる可能性のある順位・距離感で走るプレイングが前張りだ。
前張りのやり方やコツ
前張りのやり方やコツを一般論的に紹介する。
- コインを10枚集めておく
- 近くの他プレイヤーを潰しておく
- タイムアタックで最速の走り方を練習しておく
コインを10枚集めておく

前張りに限った話ではないが、マリオカート8DXにおいてコインを10枚集めておくのは前提のようなものと言える。
›【マリオカート8DX】コインの効果・獲得する意味を解説
1位であれば最短ルートのコインを取れるし、アイテムボックスからもコインが出るため、簡単に10枚揃うはず。
1位ではない前張りで難しいのは、最短ルートにあるコインを取れないことだ。最短ルートにあるコインは1位が取ってしまうため、2位以下の前張りの場合はアウト側にあるコインを取りつつ前に付いていく必要がある。
コインが少ないまま前張りをすると、中盤~終盤にかけてどんどん抜かされ、最終的に10位付近でゴールすることになるだろう。
現在の状況やコース上のコイン設置枚数などを鑑みて、前張りで勝てるかどうかの判断をなるべく早くして、打開に切り替えるといった判断をしたい。
›【マリオカート8DX】打開とは?やり方やコツ、打開コース一覧も紹介
他の前張りプレイヤーを潰しておく
前張りをするなら、他の前張りプレイヤーを被弾させておく必要がある。
前張りをする際のライバルは他の前張りプレイヤーだからだ。周りにいるプレイヤーが少ないほど被弾が減り、前張りの成功率が高くなる。
例えば自分が2位であれば、1位と2人で走っている状況が理想だ。トゲ譲りやバックスナイプにさえ警戒しておけば、1位か2位を獲れる可能性が高くなる。
自分の周りにプレイヤーが多いと被弾する可能性が上がるだけでなく、コイン回収も難しくなる。なるべく他プレイヤーを潰して前張り態勢を整えたい。
タイムアタックで最速の走り方を練習しておく

前張りに限った話ではないが、なるべく早く走れるようにタイムアタックで練習しておく必要がある。
走りが遅いと1位に付いていけず前張りではなくなってしまい、中位をダラダラ走るという最も弱い動きになってしまう。
加えて走りの遅さは、後ろから追い付かれて被弾させられるといった事態にも繋がる。
マリオカートで勝ちたいなら、タイムアタックでの練習が必要だ。
›【マリオカート】タイムアタックのやり方やコツ、おすすめコースを解説
前コース(前張りコース)とは

前コースとは、1位スタートや前張りが強いとされるコースのことだ。
前コースの大まかな特徴は以下の通り。
- ショートカットがない、少ない
- 最短距離にコインの設置が多い
- 道が狭い
これらの内1~2つほど当てはまるコースは前コース度合いが高いと言える。
例えばワリオスノーマウンテンは典型的な前コースだ。ショートカットがほぼ存在しないだけでなく、最短距離にコインが多く、1位が独占できる。1位と2位以下との距離が開きやすく、1位が逃げ切りやすい。
また、道が狭いと中位で攻撃アイテムが飛び交いやすいだけでなく、ボム兵などで攻撃を当てやすいため、前張りが強くなる傾向にある。
とはいえ、前コースで打開が全くできないというわけではないため、前張りできそうになくても慌てる必要はない。
前コース(前張りコース)の一覧
ここでは前コースの一覧を紹介するが、あくまで主観として、打開より前張りのほうが得点期待値が高そうなコースという意味合いとなる。
一口に前コースと言っても、実際はコースごとに前コース度合いが異なるし、プレイヤーごとの好みもあるからだ。
また、ワリオスノーマウンテンのように1位スタートが強いタイプの前コースと、64レインボーロードのように下位スタートが強いタイプの前コースがあることにも注意したい。
- ウォーターパーク
- ドッスンいせき
- キノピオハーバー
- サンシャインくうこう
- ワリオスノーマウンテン
- スカイガーデン
- ホネホネさばく
- クッパキャッスル
- モーモーカントリー
- キノピオハイウェイ
- DKジャングル
- ワリオスタジアム
- ミュージックパーク
- チクタクロック
- パックンスライダー
- 64レインボーロード
- ドラゴンロード
- ミュートシティ
- ネイチャーロード
- ワリオこうざん
- SFCレインボーロード
- ツルツルツイスター
- ハイラルサーキット
- ネオクッパシティ
- ビッグブルー
- パリプロムナード
- チョコマウンテン
- ココナッツモール
- トーキョースクランブル
- キノコリッジウェイ
- ニンニンドージョー
- ニューヨークドリーム
- ワルイージピンボール
- アイスビルディング
- テレサレイク
- ベルリンシュトラーセ
- 3DSレインボーロード
- バンコクラッシュ
- ワルイージスタジアム
- シンガポールスプラッシュ
- アテネポリス
- デイジークルーザー
- ムーンリッジハイウェイ
- シャボンロード
- ロサンゼルスコースト
- バンクーバーバレー
- ローマアバンティ
- デイジーサーキット
- パックンしんでん
- マドリードグランデ
- ロゼッタプラネット
- Wiiレインボーロード
前張りしないほうが良いコースの特徴
打開コースは前張りしないほうが良い。
特にカラカラさばくやチーズランドのような、ダートが非常に多くてショートカットが強すぎるコースにおいては、前張りで勝てる確率は0%だと言っても過言ではない。
なお前コースと同じく打開コースにも打開コース度合いがあり、明確な線引きは難しい。例えばドーナツへいやは打開する人のほうが多いが、前張りをして勝つこともある。
- カラカラさばく
- N64カラカラさばく
- チーズランド
- マリオサーキット
- GBAマリオサーキット
- SFCマリオサーキット3
- DSマリオサーキット
- ピーチサーキット
- ヨッシーサーキット
- キノピオサーキット
- リンリンメトロ
- スノーランド
- ロックロックマウンテン
- GBAスカイガーデン
- ピーチガーデン
- リバーサイドパーク
- サンセットこうや
- ベビィパーク
- マリオカートスタジアム
- ヨッシーバレー
まとめ:前張りを習得してプレイングの幅を広げよう
このページでは、前張りのやり方やコツ、前コースとは何かなどを解説した。
内容をまとめると以下の通り。
- 前張りとは、レース序盤から上位を走るプレイング
- 前張りで勝つためには、コインやタイムアタックの他に、他の前張りプレイヤーを倒しておく
- 前コースとは、前張りしたプレイヤーが勝ちやすいコース
- 前コースの中にも種類があるため、各コースに適したプレイングが必要
前張りはマリオカートにおけるプレイングの1つだ。前張りができるとプレイングの幅が広がり、上位を取りやすくなるだろう。
戦術・テクニックを知る | |||
---|---|---|---|
![]() テクニック全般 | ![]() 早溜め | ![]() ショートカット(旧) | ![]() ショートカット(DLC) |
![]() 被弾避け | ![]() 赤消し | ![]() 前張り | ![]() 打開 |